【華東師範大学】授業を受けて感じたこと

中国語を学ぶが英語も大事

今週から授業が始まりました。授業は総合、スピーキング、リスニング等ありますが、どのクラスも英語をベースに簡単な中国語を織り交ぜながら授業を進めていきます。当初は全て中国語で授業を行うのか不安でしたが、その点は心配ありませんでした。しかし、英語もある程度、理解しておく必要があります。難しい英語での説明はないので、分からない英単語があったとしても、その場で調べて確認すれば問題ありません。

拼音と四声の重要性を痛感

授業を通して拼音・四声の重要性と難しさを痛感しています。日本語の母音は「あいうえお」の5個ですが、中国語は36個の母音に21個の子音を組み合わせています。それに加えて、四声を意識して発音する必要があります。日本語にはないそり舌音や、息を強く吐き出す有気音等もあり大変ですが、何度も練習して習得していくしかありません。留学前はカタカナ読みでもいいから、一つでも多く単語を覚えようとしていましたが、これは改めないと駄目だなと痛感しました。今まで以上に正しい発音を意識して取り組んでいきます。

先生は熱心で質が高い

一部の先生しか経験していないので、あくまでも個人的な感想ですが、熱心で質の高い先生が多いと思います。疑問点があれば、丁寧に答えてくれるし、分かりやすいようにイメージや参考例を提示してくれます。授業の雰囲気作りが上手く、学生一人一人を気に掛けてくれています。

クラスメートとのコミュニケーションは英語

中級以上のクラス事情は分かりませんが、初級クラスに関しては英語がコミュニケーションツールとなっています。韓国人で少し日本語ができる子もいたりしますが、大半の学生は様々な国から来ており必然と共通言語は英語となります。驚くのは英語が母語でないのに、流暢に話せる学生が多いことや、英語に加えてフランス語やロシア語等も話せるトリリンガルが珍しくないことです。

発音練習の際、フランス語が話せるクラスメートから「rìの音はフランス語のje vous aime(意味:I love you)のjeに音が近いから、これを発音してみて」と言われ、私が何度も練習していると途中から笑っていました(笑)このように、日本人にはない視点からのアドバイスを受けられるのは留学の醍醐味ですね。

 

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まとめ

まだ始まったばかりですが、発音に関しては習得するまでかなり苦戦するなと感じています。文法は英語に似ていて学習しやすい点や、読み書きは日本人のアドバンテージがあり、どちらも発音程は難しくないと思うので、この山さえ越えれば、全体としてのレベル感はグッと高まってくるのかなと思っています。先生たちは熱心に教えてくれて学習環境は良いので、いつか英語ではなく、中国語でクラスメートと会話できる日を目標に頑張ります。