【華東師範大学】現地での生活準備で感じたこと

電子決済はWechat PayとAlipayの両方入れておくのがベスト

今週は入学手続きやオリエンテーションがあり、中国で学生生活を送る上で欠かせない準備をしました。学生証の取得、海外保険の加入、現地SIMカードの購入、現地銀行口座の開設等、色々行いましたが、重要度の高さだと銀行口座を開設してそれをWechat Payへ紐付けることです。

昨年からAlipayはクレジットカードとの連携が可能となり、現地に口座が無くても支払いは可能ですが、学生にとってはeCardへのチャージ等、Wechat Pay限定となっているので必須です。不足の事態に備えて、どちらも入れておいた方がいいなというのが感想です。それぞれの特徴を簡単にまとめました。

Wechat Pay

<メリット>

・現地の銀行口座と連携しているので基本どこでも支払い可能。

・学内専用で利用できるeCard(電子決済)と連携しており、学食はこれが無いと利用できないので必須。コンビニ等の売店では学割適用あり。

<デメリット>

・使用頻度が高いので、残高を意識しておく必要がある。

・定期的に口座へ入金しに行く手間が掛かる。

・連携元である銀行カードの更新切れや長期間不使用の場合、銀行口座が凍結されて使用できなくなる可能性がある。(銀行により基準は異なる)

<メリット>

・クレジットカードと連携可能なので銀行口座不要で便利。

・チャージが不要なので、残高を気にせずクレジットと同様な感覚で利用できる。

・アプリ内のミニプログラムで、公共交通機関やタクシー、シェア自転車まで網羅しているので観光だけならこれで十分。

<デメリット>

・支払い先によって、銀行口座と連携して出金することを前提としたシステムとなっている為、支払いできない場合がある。

・Wechat Payでしか支払いできないお店がある。

情報管理は自分専用のチャットを作成し集約すると楽

学内の情報に関しては、Wechatのグループチャットで共有されます。複数のグループチャットからリマインドも含めて五月雨式に流れてきます。その都度、各チャットをスクロールし、必要な情報を確認するのは大変です。私は自分専用のチャットを作成し、必要なメッセージやデータは全てそこへ転送し集約しています。

健康診断は日本でやらなくてもOK

言葉の壁もあるし、渡航前にやっておいたほうが無難かなと思っていました。しかし、当日は学校のスタッフが病院まで同行しサポートしてくれます。病院の方々も英語対応可能なので安心感があります。料金は520元(約10,400円)と日本よりも安くてお得です。日本の場合だと、病院にもよりますが、だいたい30,000円前後で約3倍と割高です。不安点や特別な事情が無ければ、現地で良いのかなと思います。

まとめ

上記以外にも感じる部分は多々ありましたが、数点だけ紹介させていただきました。入国してまだ1週間程ですが、観光ではなく、異国の地で生活することは改めて大変だなと実感しています。まだ始まったばかりですが、少しずつ中国社会へ溶け込んでいる感じがして嬉しく思います。