中国 ・上海へトランジットビザ免除(144時間)で入国してみた

春秋航空(9C8516便)で羽田→浦東へフライト

今回は春秋航空の羽田発3:30-浦東着6:00のフライトを利用。値段は片道3万円台と手頃でしたが、時間が深夜発です。時間に余裕のある方や多少睡眠が取れなくても問題ない方でないとおすすめできません。第三国へのチケットは浦東→台北としました。

出国前に準備したもの(トランジットビザ免除に対して)

1. 東京→上海の航空券予約確認書

2. 上海→台北の航空券予約確認書

3. 台北→東京の航空券予約確認書

4. 上海で滞在先となるホテルと滞在日数が記された予約確認書

5. 台北で滞在先となるホテルと滞在日数が記された予約確認書

6. 出発前48時間以内のPCR検査結果証明書(英文/中文)

※抗原検査でも良い

7. 出入国健康申告のQRコード取得

上記に関して準備し、1-6に関しては印刷して質問された時にいつでも提示できるように用意していました。結果として、中国入国までに2の提示と7をかざす場面がありましたが、それ以外の提示を要求されることはありませんでした。

チェックイン

事前に春秋航空へトランジット免除に関して問い合わせフォームへ質問していました。その際に利用するなら「関連部署へ情報共有するのでお知らせください」とご案内があり、購入後に予約した航空券の情報を伝えていました。それもあってか、パスポートを渡して名前を確認された後に「上海→台北への予約確認書の提示も合わせてお願いします」と確認がありました。その場でその予約確認書をスマホで撮影されたぐらいで、不審がられることもなく、スムーズにチェックインできました。

 

搭乗客は7割程で全体の9割は中国人の方でした。

 

浦東空港へ到着。入国まであと少しです。

出入国健康申告

進んで行くと、出入国健康申告のQRコードの取得を促す案内板があります。途中、QRコードを読み取る機械があるので、そこへかざします。ちなみに、座席番号は「NR」のままでしたが特に問題ありませんでした。

イミグレ

アライバルカードを記入後、審査を受けます。しかし、通常の入国ではないと分かると、審査官が別の職員を呼び出しました。その方から24hか144hの滞在を確認されます。144hと答えましたが、24hの場合どのような結果となっていたか少し気になります。

その後、一時入国用カードへの記入とその間にパスポートを預けるよう指示がありました。

 

こちらを記入後、担当の職員に一番左端のレーンに来るように促され、そこで入国審査をしました。滞在日数、第三国へのチケット、滞在先となるホテルや住所を確認されました。実際に提示を求められたのは第三国へのチケットのみでした。

 

無事に入国審査が完了し、トランジトビザ免除(ノービザでの入国許可)のシールを貼り付けてもらいました。滞在可能エリアが上海、江蘇、浙江と限定されています。

出入国健康申告は出国する際も必要

うっかり忘れがちなのが、中国から出国する時も出入国健康申告のQRコード取得が必要なことです。反省点だったのが、私は入国時に気を取られてしまい、出国時に登録で必要な抗原検査することを忘れてしまいました。時間がなかったので、その場で陰性登録してQRコードを取得し、仮に職員から抗原検査の証明書の提示を求められたら、素直に「すみません、忘れました」と申告しようと思っていました。しかし、確認される場面はありませんでした。結果的には行けましたが、失敗談なので、反面教師としてください。

まとめ

本当に中国へ入国できるか不安でしたが、イミグレで別室へ連れて行かれることもなく、無事に入国できました。トランジットビザ免除という一般的ではない方法の為、今後、その方法で入国される方は不安があるかと思います。必要書類を用意しておけば、入国できるので落ち着いて対応していただければ問題ありません。

まだまだこちらに関する情報は少ないので、少しでも皆さんの参考となれば幸いです!



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